モルモットたちと生活していると、予想外のことが起きることもあります。
もちろん嬉しいハプニングもありますが、時には「なんでこんなことに、、」なんてことも。
とんかつとかもめと暮らし始めて8ヶ月。
わたし的「トホホ」な出来事トップ3です。
第3位「おやつポイ捨て事件」
飼い主たるもの、いつも動物たちには楽しく幸せでいてほしいと願うものです。
モルモットは食べることが大好きなので、私もいつも彼らの喜ぶものを食べさせてあげたいと思っています。
しかしモルモットたちの健康を考えると、不用意に好きなものだけ食べさせることはできません、、。
ならば、少しでもテンションが上がるおやつを用意しよう!と飼い主はいつも目を光らせているのです。
ペットショップに行ったらおやつコーナーをチェック。ネットで評判のいいおやつがあれば試しに購入。
好きなおやつがなくなりそうなら、仕事帰りに疲れた体をひきずり遠くのペットショップまで向かいます。
「さあ君たち、大好きなおやつだよ、おたべ」と差し出した時の、テンションの上がったとんかつとかもめは最高に可愛いので苦労や疲れなど吹っ飛んでしまいます。
しかし彼ら、気に入らないおやつは徹底的にシビアです。
好みではないおやつを差し出されると、さっきまでおやつがもらえると騒いでいたテンションはどこに行ったのか、急に“無”になります。
焦る飼い主は「一回食べて見なよ。美味しいかもしれないよ」と強引に食べさせようとしますがモルモットたちは断固拒否。
とんかつは口に加えるもののすぐにポロリと落とし、かもめに至っては匂いを嗅いで終了。
諦めきれない飼い主は「噛め、、せめて一度は噛んでみてまずいかどうか判断しろ、、」と、おやつをちぎってみたり割ってみたりしますがモルモットは無視。
咥えて寝床に戻ったのをみて「良かった気に入ってくれたんだ」と安心していると、翌日ウンチの群れに混ざっているのを発見したりします。
ああ、無常というのはこのことか、、。
さらに、初めてのおやつならまだしも、昨日まで美味しそうに食べていたおやつまでも突然食べなくなることが多々あります。
せっかく買いに行ったのに、まだ開けてから1個しか食べていないのに、なんて思うことはしょっちゅうです。
しかしそれでも懲りずに翌日には新しいおやつを探してしまうのが飼い主の性なんですね。
つい先日も新しいカリカリをポチッと購入してしまいました。
第2位「抱っこいやいや事件」
我が家のモルモットたちは抱っこが嫌いです。
今までは少し慣れてきていたとんかつも、毎日目薬(しかも軟膏タイプ)をささなければならなくなってから、抱っこ=目薬=嫌なこと、と覚えてしまったのか、前よりもかなり苦手になってしまいました。
とんかつは右目が麻痺で閉じられないので、朝晩目薬しないと角膜が傷ついてしまう危険があります。
目薬をあげるにはどうしても抱っこしておさえなければならないので、とんかつがキューと鳴こうともやらなければならないのです。
わかってくれよ、と言ってもわかってもらえるはずもなく、目の中に気持ち悪いものを入れられて暴れる気持ちもわかります。
ひどい時は本当に活きのいい魚みたいに暴れるので逃げないようにするのに一苦労です。そんなに嫌がるモルモットどんな動画でもみたことない、、。
無理に嫌なことはせず好きなように過ごしてもらうのが第一ですが、SNSで抱っこして寝てるモルちゃん達をみるとやっぱりいいなあと思うものです。
第1位「部屋んぽおしっこ事件」
シンプルですが1番ダメージが大きい“おしっこ漏らし”。
しかも大抵「なんでそこに、、」っていうところにするんですよね。
ある日仕事が終わって家に帰宅すると、いつものようにおやつの野菜をねだるとんかつ。
ご飯もあげてケージの掃除もして、自分のご飯も食べ、さあお風呂に入るかと何気なく押入れの下段のカーテンをめくると(我が家では押入れの襖をはずし上段をテレビ台に、下段は布で覆ってカーテンみたいにしています)、そこに広がったのは20粒はあるであろう黒い物体と何かの液体のシミ、、。
「なぜ、なぜこんなところに、、」
唖然としましたがとりあえず掃除しないと始まりません。
しかし拭いても拭いても取れないシミ、、し、仕方なし。落ち着くために一旦放置です。
ここはおしっこしてはいけないところだなんて知る由もないとんかつに苦情を言っても始まりません。
私の怒りの矛先は部屋んぽ見ていたであろう同居人へ向かい、夕方から外出している彼にすぐさまLINE。
なぜこんなことになっているか問いただすと「押入れに入って行ったのは見たけど、そんなことになっているとは知らなかった」とのこと。
心の中でキーっとなりながら、押入れのシミを確認しましたが変化なし。
せめてフローリングだったら綺麗に拭き取れたのにと思いながら擦っていると、テテテテと音がして犯人が現場に登場。
シミをクンクンした犯人はクックックックとご機嫌に鳴きながら現場を歩き回ります。
おいおいおい何を楽しそうにしとるんじゃ!この家はな、賃貸なんだぞ!
叱られるのなんて屁でもない犯人は、そのまま楽しそうに自分のお家に帰って行きました。
そして悲しいことに押入れの薄暗さが気に入ってしまったとんかつはその後、あの手この手で押入れに侵入しては大変なことをしでかすのでした。
以上わたし的「トホホ」な出来事トップ3でした。
とは言ってもどれもいい思い出(現在進行形のもありますが)です。
2匹と暮らすようになってから新しい発見がいっぱいなので、これからもどんなことがあるのか楽しみです。