やってきましたモルカー第三話「ネコ救出大作戦」
面白かったです。
ゆる~い感じの渋滞のお話、しっちゃかめっちゃかだけどシロモが活躍した銀行強盗のお話ときて、今回はツッコミどころ満載のシュールなドタバタ大騒動のお話でしたね。
モルカーたちが起こす可愛い救出劇と建物も吹っ飛ぶ大パニック、、だんだん遠慮がなくなってきました。
モルカーは可愛くて癒し系のふにゃふにゃした車?生き物?かと思いきや、容赦なくレストランに突撃し頭突きでドリンクバーを破壊、挙げ句の果てには建物そのものを破壊してしまうとんでもない力を持った者たちだということがわかります。
でもそうなんです、実際にモルモットは「頭で物を押す力」がものすごく強いのです。
ちょっとした物なんかは鼻先で簡単に動かせますし、人間の手を払いのけることもできます。
私も同居人も手や、近くに座っている時は足を押されることがたまにありますが(大体は道が通れなくて邪魔って感じで押してきます)、結構驚くほど力あります、、。
さらにパニックになっている時は後先考えずに目の前に突っ込んでいくのですが、その力は想像以上でちょっとやそっとじゃ止められません。
なのでモルカー軍団が猛進すれば建物はおろか街一つ簡単に潰せるでしょう。
まあ、それは置いておいて、今回は見所がたくさんありましたね。
そしてモルカーそれぞれのキャラクターと運転手の個性もだんだんとみえてきました。
まず、今回の主役は初心者マークのついたアビー。
髪が逆立っているのでアビシニアンっぽいですね。
真夏のある日、アビーはエプロン姿の運転手さんと一緒にレストランに立ち寄ります。
炎天下の駐車場でアビーは汗だくに、、周りを見ると他のモルカーたちも汗だくで停まっています。
モル飼としてはちょっと心配になりますね、せめて日陰、できればクーラーの効いた室内に保護してあげたい、、。
そしてどこからかネコの鳴き声が、、。
キャラクター紹介にもありますが、アビーはネコが苦手です。
そして他のモルカーたちの反応を見る限り、みんなネコを怖がっている様子。
そんなネコがアビーの中にいるとわかって、みんな大混乱に陥ります。泣いて騒いでの大パニック。
みんながドタバタしてる中、なぜか転がってるシロモが可愛いです。
なぜ車内にネコが、、しかも実写なんだ、ネコもかわいいななんて思ってるうちに、炎天下で車内の温度が急上昇。
車内にとり残されたねこがぐったりしてきます。
昨今問題になっている子供の車内置き去り事件も脳裏にかすみ、飼い主ネコ連れていけよ、何してるんだよと視聴者みんなが思ってる中、ネコが苦手なアビーと仲間たちはなんとかしてネコを助けてあげようと考えます。
日陰に入るも効果なし、暑い中ひっつくモルカーたち、、パニックになるアビーの目に映ったのは、、レストランの中で誰かが食べているパフェ。
パフェ=冷たい=レストラン涼しい、ひらめいたアビーは一目散にレストランの中へ、そして誰かが進めは自動的についていってしまうモルカーたちもアビーの後に続きます。
モルカーが突進してきたことで、レストランは大パニック!
そんなことお構いなしなアビーが進んでいくとドリンクバーにいる飼い主を発見。
飼い主に会えた喜びなのか、飲み物が飲みたかっただけなのか、アビーはドリンクバーに突進。
案の定ドリンクバーは破壊され、吹き出した飲み物ごとモルカーたちはレストランの外へ。
車内から飛び出たネコと一緒に、レストランの看板だったプールの中に着地します。
冷たいプールでフヨフヨしているモルカーたちとネコちゃん。後から降ってくるアビーの運転手。
何も良くないのだけど、ネコも助かってめでたしめでたし。
レストランの損害と賠償はどうなるんだろうとか考えてしまいますが、運転手にはペットは炎天下の車に置いてきちゃダメよという教訓になったことでしょう。
どんどんカオス度が増してきたモルカー。
かわいいだけのアニメかと思いきや、社会問題やアイロニーも含まれる結構ハードボイルドな作品なのかも。
出てくる人間たちがいい感じにモラルが欠如しているので、モルカーたちがどんなにハチャメチャしても許せてしまうところがあります。
次のお話も楽しみです!