こんにちは。オスのモルモット二匹と暮らすyamagummoです。
ぼーっとしているイメージの強いモルモットですが、実は喜怒哀楽がしっかりしていて感情表現が豊かです。
モルカーの人気によってモルモットの鳴き声が有名になりましたが、鳴き声以外の仕草でもモルモットの機嫌や調子が分かります。機嫌の良し悪し以外にモルモットの体調を管理するためにも、飼い主としてはモルモットの仕草については知っておきたいですね。
今回はモルモットが嫌がっている時やストレスを感じている時の仕草について説明します。
モルモットが嫌な時の仕草
歯ぎしり
モルモットが飼い主に向けて歯ぎしりをしている場合は何かを欲していることが多いです。我が家ではおやつをもらう前やご飯の前は「早くしろ〜」と言わんばかりにカチカチ歯ぎしりしています。
もしくは何か気に入らないことがありイライラしている可能性もあります。
モルモット同士で歯ぎしりしている場合は何か気に入らないことをされて怒っているか、相手を威嚇する目的で行なっています。一方がご飯を食べているのを邪魔したり、ぶつかったりした時に強めに歯ぎしりしていることがあります。
頭で物を押す・はね除ける
嫌がっていたりイライラしている時の仕草です。撫でている時にモルモットが頭で飼い主の手をはね除けることがあれば「もうやめて」の合図です。
嫌がっているのに撫で続けると前歯アタックされてしまう可能性があるので、ぐいっと手を除けられたら無理に撫で続けるのはやめましょう。
モルモットが頭で物を押す力は意外と強いです。餌皿をひっくり返したり、場合によってはケージの仕切りを押して脱走するなんてこともあります。
毛を逆立てて体を大きく見せる
毛を逆立てて体を大きく見せることで、自分を相手よりも強くみせようとしています。
基本的には相手に力を誇示したい時にする仕草ですが、モルモットが寒いと感じている時も同じような格好になります。体を逆立てて丸まっているようであれば寒いというサインなので、暖かくしてあげる必要があります。
震える
恐怖でかなりストレスを感じている状態です。急に慣れていない環境に連れてこられた時などに震えていることがあります。我が家では初めて車での移動をした時に、エンジンの音と振動が怖かったのか震えているのをみました。
声をかけたり好きなおやつをあげたり、撫でてあげたりなどモルモットが落ち着けるようにしてあげましょう。
あまりに寒すぎる場合も震えてしまうことがあるので、モルモットが過ごしやすい環境を作ってあげる必要があります。
動かない
リラックスをしているだけなら問題ないですが、運動もせずずっと動かない状態でいることはあまり良い状態ではありません。機嫌が悪いというよりは体に不調がおきている可能性が高いため、モルモットをよく観察する必要があります。
前歯アタック
怒りが限界まで達した時に威嚇する目的で前歯をガッと突き立ててきます。急に素早く攻撃されるので最初はかなり驚くと思いますが、そんなに痛くはないです。
モルモットの機嫌が悪い時にずっと撫で続けたり、自分のテリトリーを侵害された時などにやられるので、モルモットが嫌そうであればそっとしておいてあげましょう。
モルモットによっては全くしない子もいます。我が家ではアビシニアンの子は前歯アタックや噛んだりは全くしませんが、クレステッドの子はしつこく撫でると前歯アタックしてきます。
噛み癖のある子もたまにいますが、基本的にモルモットは穏やかな性格なので人を傷つけることはほとんどありません。
まとめ:モルモットの仕草を覚えておこう
モルモットは大人しいですが自己主張が強い動物です。嬉しい楽しいという気持ち以外に「いやだ!」という気持ちもしっかりと伝えてきます。モルモットがどんな仕草をするのか、そしてその意味はなんなのかを覚えておくことはモルモットを飼う上で大切なことです。
特に嫌がっている時の仕草はモルモットがストレスを感じているということなので、飼っているモルモットが上記のような仕草をしていたら理由をみつけて対策してあげましょう。