基本のお世話

モルモットとの外出 病院や預け先に行く方法は?

モルモットは室内飼いの動物ですが、通院やどこかに預けたりする時などは外に連れ出さなければなりません。基本的には猫と同じように小動物用のキャリーに入れて運びますが、交通手段によって気をつけることも変わってきます。今回はそんなモルモットとの外出方法について書いていきます。

私は普段エキゾチックアニマル専門の動物病院に行く時は電車を利用していますが、以前違う病院に通っていた時はリュック型のキャリーケージを使い、自転車で通院していたこともあります。
モルモットを連れ出す際は車を使う方が多いかもしれませんが、電車やバスなどの公共交通機関を利用したり、もしくは自転車でも外出は可能です。(※運搬方法についてはモルモットの安全を第一に考えた方法を選択してください)

実際にモルモットを連れ出した場合の、様子や注意点などを紹介します。

モルモットの連れ出し方

車で連れて行く場合

小動物用のキャリーケースを用意し、膝の上に抱えるか隣に置いて様子をみながら連れて行きます。

2匹とも初めての車移動のときは相当怖がっていました。エンジンの揺れと音が怖いのかずっと震えていたので、膝の上に乗せて撫でてあげたり、好きなおやつで気を紛らせたりしました。2回目以降は緊張はしているようですが、そんなに怖がった様子はありませんでした。

先日2、3日家を空ける用事があり、実家で預かってもらう時にも2匹を車で連れて行きました。場所は都内で、移動時間は1時間程度です。
我が家には2匹分のキャリーケージがなかったので、1匹はキャリーケージに、もう1匹は以前使っていたケージに入れてそのまま連れて行きました。ケージの大きさは幅70cm×奥行46cmと割と大きめだったので、他の荷物と一緒に、動かないように後部座席の後ろの荷物入れスペースに置きました。(車はセダンタイプではなく、必ず後部座席に人がいて常にモルモットの状態が確認できるようにしています。)
車なので多少の揺れはありますが、ケージ自体をがっちり動かないようにしていたのでモルモットは落ち着いていていました。

モルモットと私の2人で車移動をしなければならない時もありましたが、リュック型のキャリーケースだったのでちょうど助手席にシートベルトで固定することができました。
手持ちタイプの小さなキャリーケースだと、固定できずに滑ってしまう可能性があるため、必ず人がつかないと危険です。もしワンオペで車でモルモットをどこかに連れて行く場合は、しっかり固定できる少し大きめのケースが必要かと思います。

その点では我が家で愛用しているリュック型のキャリーケースがシートベルトをしてがっちり助手席に固定できたのでかなりおすすめです!おすすめのキャリーケースについてはおすすめのモルモット用キャリーケースをみてください。

電車で連れて行く場合

小動物用のキャリーケースに入れて連れていきます。

キャリーケースが外が見えるタイプの場合は、ブランケットなどでケースを覆い刺激を与えないようにします。夏場には保冷剤、冬場はカイロなどで温度を調節してあげることも必要です。

私がモルモットを病院に連れて行く時は都心の大きな駅で乗り換えする必要があるのですが、モルモットは電車の騒音などもそこまで気にしていない様子です。ただし、満員電車は乗らず、なるべくケースが他の人に触れないようにします。それでも都心は人が多いので、中はクッションとタオルで隠せるようにし、ケースをブランケットで覆って外からのストレスを軽減させています。冬場は寒さ対策にもなります。時々声をかけて中の様子を確認してあげることも必要です。(大体中のタオルの中に埋もれて姿が見えませんが、、笑)

自転車で連れて行く場合

小動物用のキャリーケースでも運搬可能かと思いますが、前カゴや後ろのカゴに置くのであれば振動がダイレクトに伝わらないように対策が必要です。途中でケースが開いてしまうことのないようにしっかりと扉を締めましょう。ただし、なるべくケースを体に密着させて、揺れやすいカゴには入れないようにするのがベストです。
自転車で運搬する場合は自分の体に固定できる、リュック型かショルダーバッグ型のキャリーケースをお勧めします。
リュック型のキャリーについてはおすすめのモルモット用キャリーケースをお読みください。

揺れだけで言えば、徒歩よりも自転車の方が振動は少ないと思います。(カゴにいれずにリュックなどで運んだ場合です)
風が直接あたるので時期によって温度の対策は必要ですが、実際に自転車で連れて行った時は暴れたり怖がった様子はありませんでした。ただし段差や車、歩行者など障害物は多いので運転には細心の注意が必要です。

実際にモルモットと電車に乗ってみました

行き帰りの様子

我が家では病院に連れて行く際は徒歩と電車を利用しています。
駅までは徒歩10分、電車は乗り換え含め20分、その後駅から病院まで徒歩5分ほどです。
キャリーケースはリュック型タイプを使っていて、歩いている間は前に抱っこするように持っています。歩いている時の揺れはモルモットには問題無さそうです。なるべくケースが揺れないように注意して歩いていますが、むしろ適度な揺れが気持ちいいのか、我が家のモルモットたちは移動中は大体スヤスヤ寝ています。

真夏の外出はまだしたことはないですが、冬場は何度か外に出ています。去年の12月はそこまで寒い日がなかったため、ホッカイロも使わず厚手のブランケットをリュックの外側にかけているだけでしたが、なかにもタオルを敷きつめたので寒そうにしている様子はありませんでした。

電車に乗る際はなるべく人混みをさけています。
モルモットの様子も気になりますが、ケースがランドセルより一回りほど大きいサイズなので、周りにも迷惑がかからないように気をつけています。都心の大きな駅だととにかく人が多いため、ぶつからないように歩くのが大変です。自分だけが歩いている時でさえ人波をぶつかりそうになりながら進まなければならない中を、ケージをかかえてゆっくり目に歩くことが1番のストレスかもしれません。

当のモルモットたちは電車の揺れや音にはそこまでストレスを感じていないようですが、病院の雰囲気はやはり苦手なようで病院に着くとちょっと怖がってる様子です。

外出に必要な物は?

ちょっと通院するだけならケージの中に少しチモシーを入れてあげるだけで十分だと思います。病院が混んでいて待ちそうなら、一応お水と少しのおやつも持っていきます。

タオルやチモシーはキャリーケースの中にどんなに綺麗にセットしても、移動中に動き回るので着いた頃にはいつもぐちゃぐちゃになっています。お水やおやつも病院だと緊張してちょこっとしか食べないので、本当に最低限の荷物で問題ありません。ボトル式の給水器はペットボトルのキャップと同じ給水口のものだと持ち運ぶのが楽です。

プラスチックの手持ちタイプのキャリーケースだと、お水やおやつといった持ち物を別のバッグに入れて持ち運ぶ必要があり、荷物が増えてしまいます。少し値段は高くなるかもしれませんが、ポケットのあるキャリーケースの方が持ち物も一緒に収納できるのでかなり使い勝手が良いです。

まとめ:状況に合わせた対策でモルモットの負担なく

外に連れて行く手段は安全を考慮していればそこまで気にすることはありません。ただし長時間の外出はモルモットに負担がかかるので注意が必要です。
我が家での最長お出かけ時間は最長でも1時間半程度(車)のため、それ以上長い時間連れ出した場合のモルモットの反応はわかりかねますが、普段と違う環境はモルモット達の安心できる場所ではありません。車の場合は直射日光や車内の室温にも気をつけ、モルモットだけを車内に残すことがないようにしましょう。

モルモットによっては音や揺れに敏感だったり怖がりな子もいます。様子を見ながらなるべくストレスないように連れて行ってあげましょう。

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