モルモットの知識

モルモットとハムスターは何が違うの?【性格、飼いやすさを比べてみました】

こんにちは。オスのモルモット二匹と暮らすyamagummoです。似てるようで実は似ていないモルモットとハムスター。一体何が違うのか、性格、生態、飼いやすさを比べてみました。

モルモットとハムスターは何が違うの?

モルモット

身長:20~40cm
体重:700g~1.5kg
鳴き声:プイプイと甲高い声で鳴く
食事:草食
寿命:4~6年
価格:6000円~30000円
特徴:水をたくさん飲む、夜行性がどうか不明
子供の数:1~6匹
色の識別:できる

ハムスター

身長:7~19cm
体重:20g~150g
鳴き声:あまり鳴かない
食事:雑食
寿命:2~3年
価格:1000円~4000円
特徴:頬袋、しっぽがある、手を使って食事をする、夜行性
子供の数:1~17匹
色の識別:できない

モルモットとハムスターの違いは大きさだけのようにみえますが、実際には体の作りも食べ物もかなり違っています。
特に食事はモルモットが草食に対してハムスターは雑食です。ハムスターが食べるナッツや穀類をモルモットが食べると、消化しきれずにお腹にガスが貯まる原因となってしまうため、モルモットに与えることはできません。

モルモットもハムスターも同じ齧歯類なので、歯が伸び続けるという特徴があります。食べ物や齧り木で歯を削りケアをしなければいけません。

品種と性格

ショップで購入できる品種の数はモルモットは約6種類、ハムスターは約5種類。どちらも同じくらいの数です。日本で飼うことのできない品種も含めると、モルモットはだいたい17種程度、ハムスターは24種程度となりハムスターの方が多いようです。

性格はモルモットが比較的にどんな品種も警戒心が強く臆病と一致しているのに対し、ハムスターは品種によって性格がかなり違います。メジャーな品種のゴールデンハムスターは大人しくのんびりやで、ジャンガリアンハムスターは人に懐きやすいです。ゴールデンハムスターの改良種のキンクマは温厚ですが人に懐きにくいといわれています。

モルモットも品種によって対象の性格の差はあります。アビシニアンモルモットはいたずら好きでクレステッドモルモットは臆病です。
人に懐きやすいかどうかという点ではモルモットは品種よりも個体の差が大きいです。子供のうちから人と触れ合うことに慣れている個体は懐きやすく、反対に人に慣れないまま大人になっしまった場合は懐くのが難しいです。

ただ、神経質でストレスに弱いのはモルモットもハムスターも同じため、彼らが安心できる生活環境を整えてあげることが大切です。

飼いやすさ

飼育環境

住宅によってはモルモットはペットとしての申請や報告が必要ですが、ハムスターはOKのところもあるようです。大家さんや仲介業者に確認する必要はありますが、賃貸での買いやすさという面ではハムスターの方が難易度は低そうです。
ハムスターはケージも小さくあまり広いスペースが必要ないので、モルモットに比べると一人暮らしのアパートでも飼いやすいです。

掃除

モルモットもハムスターもトイレの掃除は毎日する必要があります。ただしケージ全体の掃除は、ハムスターの場合は1週間に一度程度で大丈夫です。モルモットはトイレを覚えられないのと糞尿の量が多いので、汚れの度合いにもよりますが2日に一度はケージを掃除する必要があります。

トイレ

モルモットはトイレを覚えないので自分の好きなところでおしっこもうんちもしてしまいますが、ハムスターはおしっこは決まったところでする習慣があるため、トイレを準備しておけば掃除が楽になります。

運動

モルモットもハムスターもケージで飼われていてもある程度の運動をします。部屋んぽといって部屋の中を散歩させる時間を作り、自由に動き回れるようにしてあげましょう。適度な運動にもなりますし、好きなように動くことができるのはストレス解消にもなります。

モルモットもハムスターも目の前にあるものはなんでもカジカジしてしまいます。コードやティッシュなど齧られたくない物は床に置きっぱなしにしないように気をつけます。狭い場所や暗い場所にも入りやすいため、ベッドの下やテレビの後ろに入り込まないように塞いでおく必要があります。ハムスターは高いところにも登りたがるので部屋んぽ中は目を離さないようにしましょう。

脱走

ハムスターを飼っている人から脱走してしまったという話をよくききます。ハムスターは飼い主の目を盗んで脱走することが多く、体と小さいので探し出すのが大変です。部屋を抜け出してしまう可能性もあるので、逃げださないように管理しましょう。

モルモットは臆病な性格なため、ケージから抜け出して違う部屋へ行ってしまうというところは殆どありません。稀にケージから出せ~とアピールする子もいます。モルモットは思っているよりも頭で押す力が強いです。簡単に立てかけてあるだけの柵や網は倒されてしまうので注意が必要です。

爪切りとお風呂

モルモットは歯と同じように爪も伸び続けるので、定期的にカットしてあげる必要があります。ハムスターは飼育環境が整っていれば、自然に爪が削れていくので基本的に爪切りは必要ありません。

ハムスターはお風呂に入る代わりに砂浴びをします。砂を擦り付けて汚れやニオイをとるだけでなく、体をスリスリしてストレスを発散する役目もあるようです。
モルモットは毛繕いはしますが砂浴びはしないので、もしニオイをや汚れが気になるようであれば体を拭いたりお風呂にいれてあげます。

まとめ:モルモットとハムスターは何が違うの?

モルモットとハムスターは似ているようで結構違うところが沢山あります。
モルモットの方が大きいので、存在感がある生き物と暮らしたいのであればモルモットがおすすめです。手の中でコロコロしている姿がみたいならハムスターがおすすめです。プイプイ鳴いてコミュニケーションをとってくるモルモットも可愛いですし、ハムスターが小さなで使って餌を頬張る姿も可愛いです。

飼育環境や一緒にいる時間を考えて選ぶのももちろん、実際に会いに行ってみてビビビと来た子を選ぶのもいいと思います。

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