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モルモットの体重減少と原因【どれぐらい減っていたら危険なの?】

体重はモルモットの重要な健康指標です。飼っているモルモットの体重が減ってしまうことは、飼い主にとってもとても心配です。

体重減少は色々な理由が重なって起きますが、モルモットは体調不良を隠してしまう特徴があるため、原因を調べるのにも苦労します。

体重減少の原因が分かった時にはもう衰弱しているということも珍しくありません。
今回はそんな飼っているモルモットの体重が減ってしまう原因と、その対処法について書いていきます。

どれぐらい体重が減っていたら危険なの?

モルモットの体重減少と聞いて一番気になるのが、どれくらい減ってきたら危険なのかという目安です。

体重減少にはさまざまな要因がありますが、数週間の間でわずかな変動がある場合は正常です。目安としては20~50g程度。この程度の体重減少であれば、そこまで深刻な問題ではありません。

ただし、数日~1週間の間に50g~100gを超える変化があった場合は要注意です。病気や体の不調の可能性があるため、すぐに専門の獣医さんにに相談する必要があります。

栄養失調、不適切な食事、歯の問題、ストレス、そのほかの健康上の問題は、モルモットの体重減少を引き起こす可能性があります。

体重減少は命の危機につながるため、早めに獣医さんにみせる必要があります。体重によって手術や麻酔に耐えうるかどうかも変わります。

早期に原因を見つけて適切な処置を行えばモルモットを助けることができます。

モルモットの体重は季節によって変わる?

人間であれば夏バテして痩せたり、冬には太ったりと季節によって体重の増減があることがあります。モルモットの場合は、体重の増減は季節とは関係ありません。夏でも冬でもモルモットの体重は影響を受けないとされています。

ただし、温度が下がっても暖かく保つことができるようにモルモットは冬に備えて毛皮を増やすことがあり、冬には体が少し大きく見える場合があります。

反対に夏の前の換毛期では毛が抜け、少し小さく見えることがあります。毛の生え変わりは外観のみで、グラム単位での変動はあるものの体重そのものに影響はありません。

モルモットの体重が減ることに天候は関係ありませんが、適温よりも極端に暑いもしくは寒い環境で飼育していると、モルモットの体調に支障をきたしてしまう可能性があります。

触ってわかるモルモットの体型

モルモットは体のフォルムからぽっちゃりしている印象がありますが、そこまで脂肪の多い動物ではありません。
メスに比べオスのほうが平均的な体重は重く体も大きいですが、個体差もありオスでも体の小さい子もいます。

小柄なモルモットの場合は触ると骨の感触を感じます。我が家のモルモットはかもめが1060gで平均的なオスの体型、とんかつは小柄で930g程度です。
体重ではわずか100gの違いでも触った感触はかなり違っていて、とんかつは少し心配になってしまうほど骨みを感じます。

触ってみて状態を確認することもできますが、モルモットの健康状態を管理するために毎週体重を測ることをおすすめします。

モルモットの標準体重

  • オスのモルモットの平均体重:900~1200g
  • メスのモルモットの平均体重:700~900g

一般的には1歳くらいまでにこの標準体重になるように飼育します。

ただし体重、体型には個体差があるためメスでも体が大きかったり、オスでも小さかったりする場合があります。

また、体重減少も問題ですが体重の増えすぎもモルモットの健康に支障をきたす場合があります。おやつや野菜、果物を与え過ぎなきように注意が必要です。

モルモットの体重減少の原因

モルモットの体重減少の原因を見つけるのは大変なことがあります。

ここでは、モルモットの体重減少を引き起こす可能性のあるいくつかの要因をご紹介します。

不正咬合

歯の伸びすぎは体重減少の一般的な原因です。
齧歯類であるモルモットの歯は成長し続け、時には伸び過ぎて食道や歯茎を傷つけてしまう可能性があります。

痛くて噛むことができなくなってしまったモルモットは適切な食事ができなくなってしまいます。

食べる意思はあるのに食が進まない、食べ物を口からポロポロこぼす、よだれが出ているなどが見られる場合は不正咬合の可能性があるのですぐに獣医さんに相談してください。

不適切な食事

不適切な食事や質の悪い牧草は、栄養素のバランスを崩してしまうことがよくあります。モルモットには質の良い牧草をしっかりあたえましょう。

モルモットを多頭飼いしている場合は、ヒエラルキーの高いモルモットが餌を手に入れ、ほかのモルモットは残りを食べるため、階級の下のモルモットが栄養失調になってしまうことがあります。

飼い主がうまく調整し、全てのモルモットに餌が行き渡っているか確認する必要があります。

ストレス

ストレスもまたモルモットの食欲不振につながる可能性があります。

不適切な生活環境、大きな音、家の中の犬や猫のような他のペットなどは、モルモットのストレスにつながる要因の一つです。

病気

糖尿病、胃腸の問題、寄生虫、風邪により食欲不信になることで体重が減ってしまうことがあります。歯に異常がないのに食欲がなく体重減少がみられる場合は病気や寄生虫を疑います。

病気の場合は食欲不信以外にも体の異変があり、糖尿病なら白内障を併発したり、胃腸に問題があればうんちが出ない、風邪であれば咳こむことが多かったりします。

病気の場合は家でケアするだけでは限界があるため、かかりつけの獣医さんと相談して治療していく必要があります。

加齢

加齢による食欲不信や腸の動きが遅くなることにより、5歳以上のモルモットはどうしても体重減少が起こりやすくなってしまいます。

加齢による体調の変化はどうすることもできないため、丁寧にお世話するしかありません。

モルモットの体重増加を助ける方法は?

モルモットの体重が減ったり体重が不足している場合は、体重を増やすためにいくつかの方法があります。ただしこの方法はあくまでも体重を増やしたいと思っている「正常なモルモット」への方法です。

病気や不正咬合の可能性があるモルモットは、飼い主が何かを試す前に体重減少の原因解明や適切な処置について獣医さんに相談するのが最優先です!

原因がわかったうえでモルモットが体重を増やすための方法を試すことができます。(※この記事では強制給餌の紹介はしていません)
強制給餌については「【モルモットの強制給餌】作り方のコツと上手な食べさせ方」を読んで見てください。

チモシーの種類を変える

チモシーを食べる量が少なくなってしまう時は、チモシーの種類を変えてみるのも効果的な方法です。

1番刈りを食べづらそうにしているのであれば、2番刈りや3番刈りを与えて様子を見てみます。

メーカーによっても草の質や匂い、穂が多かったり長さが短かったりとそれぞれの違いがあるので、色々試して好みのチモシーをみつけてあげます。

ペレットの量を増やす

チモシーを食べないようであれば、ペレットの量を多くする方法もあります。

ただしペレットの食べすぎは膀胱結石などを引き起こす可能性があるため、過度に食べ過ぎないように注意が必要です。ペレットはビタミンCが豊富に含まれているものを与えるのがいいです。

野菜を小さく切って与える

与える野菜は大きなものではなく、小さなサイズに切ったものをいくつか与えます。分量の細かい調整もできますし、とくに高齢のモルモットには食べやすくなります。

フルーツなど水分の多いものだと食べてくれやすくなりますが、糖分が多いため1、2カケあたえれば十分です。

我が家のモルモットはペレットをお湯でふやかし、バナナなどを混ぜて与えるととても喜びます。

環境を管理する

モルモットがなるべく食べることに集中できる環境を作ってあげることも大切です。例えばトイレの近くに餌場を作る、ペレット置きの近くに水を置くなど、少し変えてみるだけで食べる頻度が変わることもあります。

餌や環境を変えることはモルモットにとってストレスになってしまうことがあるため、一気に全てを変えるのではなく、モルモットの反応をみながら少しずつ変えていきましょう。

まとめ:体重減少は早めに原因を突き止める

飼っているモルモットの体重が減ってしまうのは心配です。体重減少のほかに体が小さくなっていたり、動きが悪い、食欲がないという症状も見られたらまず毎日体重計測をします。

週に50g以上減っていたらすぐに病院に行って原因を突き止め、獣医さんと治療について相談する必要があります。その上で体重を増やす方法を探していきましょう。

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