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モルモットの飼い方【モルモット飼育に必要なもの】

こんにちは。オスのモルモット二匹と暮らすyamagummoです。今回はモルモットを飼うための準備、必要なものなどを説明します。
飼育に必要なものはペットショップで揃えるか、ネット通販でも買うことができます。物によってはお店で購入した方が安い場合もあるので、事前に下調べするのも良いでしょう。
ショップでモルモットを購入するには、先にモルモットを迎える準備が整っていることが条件です。最低限ケージが準備できていないとお店から購入を断られてしまうことがあるので気を付けましょう。

飼育場所を決める

モルモットを飼うことが決まったら、まず初めに飼育場所(ケージの置き場所)を決めます。
我が家では、モルモットが走り回れるようにと窓際の一畳ほどのスペースをすのこで囲ってケージを作ることにしました。

モルモットの健康のために、ケージで飼育する場合でも定期的に部屋んぽ(部屋の中の散歩)をさせてあげる必要があります。
部屋の中を歩かせる場合は、モルモットがベッドやソファーの下などに入らないようにし、コードなど齧ってしまいそうなものは床に置かないようにします。モルモットは狭いところや暗いところを好むので、一度入ってしまうとなかなか出てこなくなってしまうことがあります。

我が家は場所がなかったため仕方なく窓際にケージを作りましたが、モルモットの飼育場所は窓際ではない方が望ましいです。窓際は夏は日差しで暑く、冬は寒いので温度調節が難しいためです。
モルモットは暑さにも寒さにも弱いです。特に暑さは苦手で、熱中症になったり夏バテしてしまうこともあります。夏場にはクーラー、冬は暖房が必須になります。ただし、エアコンの風が直接当たると体調を崩してしまうこともあるため、風が当たらないように工夫が必要です。
モルモットが安心して生活できる場所に住まいを作ってあげましょう。

モルモット飼育に必要なもの

①ケージ

我が家ではとんかつを迎え入れた時に、すのこを組み合わせて手作りケージを作りました。
メインのケージ以外にも、寝床としてスロープ付きのケージ(幅70cm×奥行46cm×高さ50.5cm)を設置しました。上の写真の右奥に見えるものです。すのこは8枚で4000円程度でした。

すのこはインシュロックと麻紐で固定し、床には防水シートを敷いた上にタオルを敷いています。寝床のケージの床は、すのこ状や穴が空いていないものにします。穴が空いているとモルモットが爪を引っ掛けて怪我をする可能性が高いので、ウレタンマットなどを敷いた方が安全です。

モルモット一匹を室内飼いする場合のケージの大きさは、写真奥のスロープ付きのケージで十分です。ただしモルモットが体を動かせるためにある程度の場所を確保するか、一日一時間程度は部屋の中を散歩させてあげる必要があります。

※ケージに入っているすのこはそのまま使うとモルモットの足が挟まってしまう危険があるので、必ず取り出すか上に別の敷板を敷くなどして使用してください。

②床材

ケージの床には、おしっこや水がこぼれてしみ込まないように消臭・防水のペット用マットを敷きました。モルモットはケージの隅におしっこをする習性があるので、ペットシーツがないところでしてしまうこともあります。市販のケージを使わず自分で作る場合は、万が一床に浸透することがないように防水マットを敷くことをお勧めします。
部屋んぽ用にケージの外のフローリングにはタイルカーペットも準備し、モルモットがフローリングで滑って怪我をしないようにします。

ケージの中にはところどころにペットシーツを敷いておきます。モルモットはふわふわなところが好きなので、タオルを敷いたりクッションを用意してあげるのも良いと思います。海外ではよくあるのですが、床材としてケージの床にチモシーを入れたりおがくずを入れたりすることもあります。新聞紙でも代用できますが、モルモットによっては新聞紙を食べてしまう子もいるので注意が必要です。

③餌入れ、水入れ

チモシー入れには100円ショップの書類用トレーを代用しました。直接床に置くとどうしても掃除が大変になってしまうのですが、書類用のトレーだと量も入るしそのまま運んで捨てられるので便利です。チモシー入れには立てかけるタイプなど色々な種類があるので、モルモットが使いやすい物を準備してあげると良いでしょう。

ペレットは家にあった小皿に、水入れは衛生面を考えて吊り下げボトルタイプの給水器を準備しました。我が家ではペレット入れは家にあった小皿を使っていますが、足を引っ掛けてこぼすことが多いので重い容器をお勧めします。

かもめは水を吊り下げタイプのボトルからほとんど飲んでくれなかったので置き型の給水器を使っています。置き型タイプだと飲みやすいですが、毛やペレットのカスが入ってしまうので吊り下げタイプのボトルよりも頻繁に水の取り替えが必要です。

④爪切り

モルモットの爪は歯と同じように伸び続けるのですが、自分で爪とぎができないため定期的に爪切りをしてあげる必要があります。ペット用の爪切りも100円ショップで購入できますが、特に初心者であればしっかりしたものを購入することをお勧めします。100円ショップの爪切りは切れ味が悪く、モルモットの爪が割れてしまうことあります。

⑤ブラシング用のブラシ

モルモットは抜け毛も多いので定期的なブラッシングが必要です。特に長毛種の場合は毛のお手入れが欠かせません。

⑥ノンアルコールのウェットシート

ペットに使っても安全なウェットシートもあると便利です。お尻が汚れてしまった時に拭いてあげたり、部屋んぽ中に粗相があってもすぐに対応できます。

⑦温度・湿度計

モルモットは暑さにも寒さにも弱いため、部屋の温度・湿度の管理が必要です。我が家では温度は18度〜28度、湿度は40〜60パーセントになるように調整しています。
耐えられる温度には諸説あり必ずしもこの温度に保たなければならない訳ではありませんが、真夏でも28度は超えないように冷房、扇風機、保冷剤で調整し、冬は常に暖房とペットヒーターで暖かくしています。人の体感とモルモットの体感はかなり違うので、人の体感ではなく、温度・湿度計でしっかり管理する必要があります。

⑧餌

飼い始めの頃は、ショップまたはブリーダーさんの所で食べていた食べ慣れているも餌を与えるのがいいです。モルモットは新しい環境に慣れないうちは、新しい餌を用意しても警戒して食べないことがあります。新しい餌に切り替える時は、今食べている餌に少しずつ混ぜてゆっくり替えていきます。モルモットの食べる牧草についてはやわらかい派?かたい派?どんな種類があるの?モルモットにおすすめの牧草を読んでみてください。
野菜やおやつは少しずつ与えてみて、好みのものを見つけましょう。

モルモットは体内でビタミンを生成できないので、食事で足りない栄養素を補う必要があります。野菜を摂ることもビタミン欠乏の対策になりますが、あまり量を与えすぎると体によくないので、我が家では補助食として毎日タブレットを与えています。ビタミン以外にもお腹の調子を整えるために乳酸菌タブレットも適量を与えています。このビタミンと乳酸菌タブレットはあげている飼い主さんも多いです。

⑨ペットシーツ

ペットシーツも必須アイテムです。モルモットはたくさん水を飲むのでおしっこもたくさんします。毎日掃除のたびに二、三枚交換します。(我が家は二匹いるので倍使います)
ペットシーツは消耗品なので一気に買いだめする方が安くておすすめです。

⑩その他

モルモットは捕食される側の動物のため、本能的に狭い場所や屋根がある場所を好みます。寝る場所として、屋根があって光が遮られるところを用意すると安心してくつろぐことができます。触り心地の良いタオルに包まれるのも大好きなので、クッションやタオルを敷いてあげると喜びます。遊び場としてトンネルを用意してあげても良いと思います。

ケージの中に置いてあげるタオルやクッションもおしっこやウンチで汚れてしまうことが多いので、ある程度の枚数を先に準備して置いた方が無難です。

まとめ:モルモットの飼い方【モルモット飼育に必要なもの】

ケージやボトルなどは小動物専用のちゃんとしたものを揃えるのが無難ですが、それ以外のアイテムは100円ショップやホームセンターでも揃えることができます。DIYの一環として色々と手作りで作ってみるのもいいかもしれません。手作りのおしゃれなケージはSNSでも人気が出ること間違いなし!
今回紹介したアイテムはモルモットを飼う上での必須アイテムになるので、モルモットお迎えする前に準備しておきましょう。

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