基本のお世話

モルモットの放し飼い モルモットはケージなしでも生活できるの⁉︎

「犬や猫がお家を好きに動き回っているのと同じように、モルモットが走り回っていてもいいんじゃない?」
モルモットを迎え入れる前に、私と同居人はそんなことを話していました。ペットとして飼うというよりも、モルモットと一緒に暮らすことができないだろうか。
そしてそのかたちとして望ましいのは、部屋の中で彼らを放し飼いにすることではないかという結論に至ったのです。

そんな我が家ではモルモットの居住スペースはあるものの、部屋と仕切るような柵や扉はなく、モルモット達が彼らの居住地とリビングとを自由に行き来できるようになっています。(このブログでは、その居住スペースのことを分かりやすい様にケージとも呼んでいます)
仕切りのないケージなんて、モルモットがどこかに行ってしまうのではないか?と思われる方がいるかもしれません。実はそれがそうでも無いのです。日本ではケージで飼育されているイメージのモルモットですが、実は放し飼いでも問題なく生活できます。
ただ、もちろん事前の準備や環境を整えてあげることも必要です。

今回はモルモットの放し飼いについて書いてみました。

モルモットを放し飼いなんてできるの?

結論から言うと、モルモットの放し飼いはできます。それはモルモットの性格や性質によるところが大きいのですが、まずモルモットは部屋から逃げたりすることがありません。モルモットは臆病で警戒心が強いため、同じ場所で生活をすることを好みます。また、ある程度体の大きさもあるので、ハムスターのようにテレビの下や狭い隙間に入ってしまうことはありません。場所さえ工夫すれば、部屋に放し飼いをしても見失ってしまうことはほとんどありません。

我が家では押入れの襖を外し、下段部分をまるっとモルモットスペースにしています。今はペット用のヒーターを使っているので、押入れを半分に仕切り真ん中のヒーターを囲むようにそれぞれの寝床を作っています。放し飼いといってもモルモットの餌場、トイレ、寝床は用意してあげる必要があるので、ある程度の大きさのモルモット専用スペースは確保します。
そしてモルモット達はと言うと、1日のほとんどを自分たちのスペースで過ごしています。掃除の時間やおやつの時間に部屋の中に出ていき気の向くままに部屋んぽをしていますが、自分たちのスペースが一番落ち着くらしく、ある程度の時間が経てば寝床に戻ってくつろいでいます。夜もちゃんと自分の寝床に戻って寝ます。

一度居住地を作ってしまえば、モルモットは性格的にも自分の匂いがついた場所を好んでそこで落ち着きます。ケージで飼育されているモルモットが出してくれとケージを噛んだり鳴いたりすることがありますが、そういう時も気の済むまで出してあげれば自分でケージに戻って行くのではないかと思います。
ただし、モルモットの年齢によっては自分で寝床に戻ることができなかったり、やんちゃなことをしてしまう可能性があるので注意が必要です。とんかつがまさにそうだったのですが、慣れないうちに部屋に離してしまうと大変なことになります。

放し飼いの注意点

前の項目でも少し書いていましたが、小さいうちにいきなり放し飼いにするのはかなり危険です。モルモット初心者だった私がやってしまった失敗と放し飼いの注意点について書いていきます。放し飼いだけではなく、部屋んぽ時の注意点ともいえるかもしれません。

ソファの下から出てこない

とんかつを迎え入れて数週間後のことです。当時はまだ小さかったので完全に放し飼いにはせず、夜はケージの中に入れていました。少しずつ部屋んぽにも慣れさせようとしていたのですが、ソファの下の隙間に入り込んで出てこなくなってしまうことがありました。
入り込んでもすぐに出てくるだろうと思っていたため対策をしていなかったのですが、その後待てど暮らせど姿を見せなくなってしまいました。まだ家にも慣れていなかったので暗くて狭いソファの下を気にってしまい、なかなか人間がいる所へ戻ってきてくれません。しまいにはソファの下で寝てしまっていたのでなんとか連れ出し、その後ソファの足を無くして床にベタ置きの状態にしました。
小さい体だと意外にどこでも入れてしまうので、好奇心が強い子は何も気にせず色々な所に入り込んでしまう可能性があります。当たり前かもしれませんが、モルモットに入られたくない場所には障害物を置いたり工夫をする必要があります。

ベッド下でやらかす

部屋んぽ、放し飼いで一番問題なことと言えば、おしっことウンチです。これも結論から言うと、どこでもしてしまいます。ちょっと目を離したすきにベッド下でやらかしていたり、後から思いもしなかったとことにシミを見つけることもあります。
ただ、個体差はあると思いますが、何もないだだっ広いところでモルモットが排泄をすることはあまりありません。屋根があって落ち着ける場所でトイレをする傾向があるため、そういった場所を寝床以外に作らなければ寝床に戻ってトイレをするようになると思います。

なんでも齧るモルモット

モルモットは物を鼻先で触ったり、齧って確かめる習性があります。そのため、部屋に置いてあるものは齧ると思っていた方が良いです。もちろん食欲もあるので、食べられそうなものは食べてしまいます。
落ちている食べかすはもちろん、ティッシュやビニール袋、コードやバッグも齧ってしまうので床にはなるべく何も置かないことが望ましいです。特にプラスチックなどは、体の中に溜まって病気になってしまう可能性があります。モルモットの健康面も考えて、危険がない環境を作ってあげましょう。

自分の寝床に戻ってくれない

特に年齢の低いモルモットは、大人のモルモットよりも落ち着きがありません。走り回るスピードも速く、ぶつかったり滑ったりして怪我をしてしまう可能性もある上に、先のことを考えられないので全然寝床に戻ってきてくれません。
前に一度とんかつがベッドの下に侵入してしまった時も、全くケージに戻る気配がなく何時間もベッドの下で遊んでいました。最終的には力づくでケージに戻したものの、当時手作りだったケージのすのこ部分の隙間から体をねじりだし、また勝手に外に出てきてしまって大変でした。

モルモットの性格にもよりますが、放し飼いは子供のうちからではなく、ある程度家に慣れて落ち着いてから始めるのがいいかと思います。

モルモットを蹴ってしまった

放し飼いや部屋んぽで一番気をつけなくてはいけないのが、モルモットを怪我させてしまうことです。我が家では毎朝乳酸菌タブレットをあげることが日課なのですが、時間を過ぎても飼い主が起きていないとモルモットがベッドまで出てきてプイプイ鳴いて起こそうとします。
ベッドから起きて朝の薄明かりの中で動こうとした際に、足元にとんかつがいることに気がつかずに少し蹴ってしまったことがありました。大事には至らなかったものの、朝から血の気が引きました。
モルモットからすれば人間の少しの力でも大きな衝撃になってしまいます。ぶつけたり踏んでしまったりすれば、一生の怪我になってしまう可能性もあります。
モルモットの放し飼いは、モルモットたちが安心して暮らせるように人間が常に気を遣ってあげる必要があります。

放し飼いができる環境

基本的にはある程度気をつけている環境であればどこでも放し飼いはできますが、小さな子供がいる家庭や人が多い家庭では難しいかもしれません。先に書いたように、モルモットと人間との事故が起きてしまう可能性があるからです。

他の動物がいる場合も注意が必要です。どんなに慣れている場合でも、動物同士は何があるかわかりません。飼い主が見ていない間にモルモットが襲われてしまったり、パニックになったモルモットが猪突猛進して暴れてしまうことがあるかもしれません。
ケージ飼いでも放し飼いでも、モルモットたちが安心できる環境を作ってあげることが大切です。

掃除をしていない部屋も放し飼いには向いていません。モルモットは鼻の位置が低く床に近いので、ホコリを吸い込みやすいです。落ちているものを食べて誤飲してしまう可能性もあるので、部屋は常に綺麗に保っておく必要があります。

放し飼いのメリット

放し飼いをする一番のメリットが、モルモット達のストレスが軽減されることです。十分なスペースがあり、好きな時に移動できることはモルモットにとってかなり良い環境だと思います。
我が家の2匹はとてものんびりやで温厚なのですが、もしかすると普段ストレスがあまりかかっていないせいかも、、。
また、自分で勝手に出て遊べるので部屋んぽの時間を作る必要がありません。

飼い主のメリットとしては、並んで部屋を探検する2匹の姿に癒されます。フルーツを食べていると寝床から飛び出して足元に来たり、キッチンで料理をしていると、おやつの時間と勘違いして様子を伺いに来る姿も愛くるしいです、、!
モルモットとの距離が近いので、一緒に生活している気持ちになります。

放し飼いのデメリット

放し飼いのデメリットはあまり思いつかないのですが、片付けが大変という意味でいえば、思わぬところでおしっこやウンチをしてしまうのがデメリットかもしれません。
モルモットもそんなにどこでもおしっこをするわけではないですが、ニオイをつけられると次も同じところでする可能性が高いので、物を置いて入れないようにしたり、おしっこをしてもすぐに掃除ができる床材や家具のレイアウトにしておく必要があります。

放し飼いは怪我のリスクも上がるので、飼い主が注意深く観察し、モルモットに気を回しながら生活する必要があります。毎度気を使いながら過ごすのがめんどくさいと思うようであれば、放し飼いはしないほうがいいでしょう。

まとめ:モルモットの放し飼いってどうなの?

放し飼い自体は全く難しくなく、性質的にもモルモットは非常に放し飼いに適した動物といえます。安全な環境さえ整えてあげれば、モルモットもストレスなく生活することができますし、彼らとも距離が近くなるので仲良くなりやすいです。

行動範囲が広がる分危険も多く気をつけることもありますが、慣れてしまえば日常になるので気を遣っていることも当たり前になって気にならなくなります。環境に余裕があれば放し飼いをおすすめします!!

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