モルモットの知識 病気と健康管理

モルモットは目が悪い? 【モルモットの視力はどのくらいあるのか】

「モルモットは目が悪い」という話をよく聞きます。ただ、実際にどれくらい目が悪いのか、彼らには周りがどんなふうに見えているのかというのはあまり聞いたことがありません。

モルモットの大きな黒い瞳でジッと見つめられると、実はしっかり見えているのではないかとも思ってしまいます

今回はそんなモルモットの目について色々と調べてみました。

モルモットの目

モルモットの視野は340度!?

モルモットは視力が弱く目で物を捉えきれないため、優れた嗅覚、聴力で情報を補うことで生活しています。ただし視力が全くないという訳ではなく色の識別も可能です。

多くの捕食動物と同じようにモルモットの目は顔の横側についているため広範囲を見ることができ、その視野は340度見渡せるほどとも言われています。

広範囲をカバーできるモルモットの目ですが、正面と背後は死角になっています。
正面の障害物を判断するには鼻を使って感触を確かめるか嗅覚で嗅ぎわけます。

モルモットが見える距離は約1m

モルモットが視覚によって物を認識できるのは1m程度が限界で、遠くの物を視覚的に感知するのは難しいと言われています。

しかし、嗅覚と聴覚を使い自分の周りの状況を把握し、危険があれば瞬時に行動することができます。モルモットの画像処理能力は人間よりも優れていると言われ、素早く移動しても視界がぶれることがありません。

見える範囲は小さいですがその分他の優れた知覚能力でカバーし野生でも生活できる力があります。

モルモットは色がわかる?

視力が非常に低いモルモットですが色の識別はできていると言われています。

動物によって認識できる色のレンジは様々なためモルモットが人間と同じような色を見ているかどうかはわかりませんが、少なくとも緑、赤、青、黄色を区別することはできるようです。
特に緑色に関しては敏感に感じ取れると言われています。

モルモットは暗闇でも目が見える!?

薄明薄暮性(夜明けと夕方に最も活発になる)と言われるモルモットですが、暗闇の中で目は見えているのでしょうか。

家で暮らしているモルモットも飼い主が寝る時間になれば電気は消灯され、真っ暗な中で過ごすことになります。モルモットによっては飼い主が寝静まった後に走り回ったりすることもありますが、暗闇の中でも障害物の位置を把握できてるのでしょうか。

我が家のモルモットたちも暗闇の中で走り回っていることがあります。ケージから飛び出したりまた戻ったりと真っ暗闇の中ではかなり危険な行動ですが、どこかにぶつかったり転んだりということは全くありません。
これはモルモットが暗闇の中で目が見えているということなのでしょうか?

残念ながらモルモットが暗視できるという証明はありません。

ただし、彼らが暗闇を好むことや多くのげっ歯類が暗視能力があることから、モルモットは暗闇の中でも目が見えているという声が多数あります。これは気になるので今後も調べて見たいと思います!

飼い主のことは見えているのか

触れるほど近くにいれば話は別ですが、モルモットが飼い主のことを視覚だけで理解している可能性はかなり低いと言えます。

モルモットが人をどれだけ区別できているかは分かりませんが、個人的に飼い主を判別するには聴覚に頼っている部分がかなり大きいのではないかと思います。

急に近づくと逃げてしまう場合も、声をかけながら近づくと逃げずに止まってくれることもありますし、離れたところからでもこちらを気にしているのが分かります。

モルモットが仲間同士でコミュニケーションをとる時も声とニオイを使います。
そのため、モルモットと仲良くなるためには声をかけるコミュニケーションがかなり大切だと感じています。

モルモットの目の病気

モルモットの目の病気として代表的なものは、白内障、結膜炎、角膜炎などがあります。特に白内障はモルモットに多い病気と言われており、糖尿病や遺伝的なもの、ビタミンの欠乏から引き起こされるものがあります。

目の異常は病気や菌が原因ですが、なんらかの要因で眼球に傷を負い、それが悪化して炎症を起こしてしまう可能性もあります。処置をしないで放置した場合は失明の危険性もあるので注意が必要です。

モルモットの目に目やにが溜まっていたり(目やにだけでは目の病気とも判断できませんが)、目が充血している、痒がる、食欲が落ちるなどの症状が見られた場合はすぐに病院にいく必要があります。

もともと視力にそこまで頼らない生活をしているモルモットにとっては、目が見えなくなるとういうのもそれほどハンデではないとも言われますが、怪我や他の病気に繋がってしまう可能性もあるため早めの対処をした方がいいでしょう。

我が家のとんかつは生まれつき顔の右半分が麻痺しているため、右目を閉じることができません。麻痺していることに気づいて病院に行った時には、瞬きができないために目の角膜が傷ついてしまっている状態でした。

幸い失明の可能性はなく目薬を続けていくことで傷はなくなりましたが、今後も目に傷を負ってしまう可能性が高いため、毎日朝晩目薬をする生活を送っています。

まとめ:モルモットは目が悪い?

モルモットは目が悪いですが、全く見えないという訳ではなく、色の認識もでき広範囲を見渡すこともできます。ただしその距離は1mほどが限界のため、遠くの物を視覚的に捉えることはできません。

しかし、その分非常に優れた嗅覚と聴覚を持っており、視覚以外にもニオイと音の情報を組み合わせて周りの状況を把握しています。

また、自分のテリトリーやシェルターの位置を把握しているため、何か危険が起きた際にすぐに避難できるようになっています。

優れた嗅覚と聴力によって、モルモットにとって視力が低いということは大きな問題ではないことがわかります。ただし、モルモットを飼う上で飼い主が気をつけなければいけないことはいくつかあります。

まずモルモットは視力が弱いゆえ、ケージ内や部屋の中で怪我をしてしまう可能性が高いです。
嗅覚と聴覚である程度はカバーでき問題なく生活することはできますが、段差や障害物などを100パーセント避けることはできません。

我が家のモルモットたちも、足元に注意を払っていないのかもしくは見えていないのか、ペレットのお皿につまずいたり段差に足を引っ掛けることが多くいつも心配になります。
なるべく障害物がない環境を作り、モルモットが怪我をしないように注意する必要があります。

また、モルモット同士の喧嘩やチモシーが目に入ってしまうなどの怪我によって目を傷つけてしまうことがあります。
モルモットは自分から体の不具合を伝えることができないため、飼い主が定期的にチェックしてあげる必要があります。何か異常があった場合は様子をみて病院に行くかどうかの判断をします。

今回はモルモットの目について調べて見ました。

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